Silverstack バージョン3.3リリースされました

日本時間の昨夜10時頃にリリースされました。 バージョン3.0以降のエンドユーザー様は無償にてバージョンアップが可能ですので、どしどしアップして下さい。

ただ、これから新たにご購入をご検討の皆様には大変申し訳ありませんが、バージョン3.3より値上げになります。¥3,000アップの¥98,000+消費税となります。宜しくご了承下さい。

気になる新機能は以下の5つになります。

1)トランスコーディング機能の追加

Silverstackの機能で再生できるクリップをQuickTimeのProResとH.264にファーストライトを適用して変換出力ができるようになりました。 また、バッチ処理とバックグラウンド処理にも対応していますので、他の機能による作業中にも実行され大きな時間削減を提供します。

2)ARRI RAWファイルに対応

多くのエンドユーザーから要望をいただいていましたARRI ALEXAのRAWデータのリアルタイム再生とメタデータ読み込みに対応しました。 従来バージョンのようにただバックアップを取るのみならず、オフロード後にはサムネールが生成され確実なデータ閲覧が可能になり、クリップ・レポートにもそのサムネイルが適用されます。 また、メタデータもクリップ閲覧時にサイドバーにて表示され、追記可能なフィールドも設定されていますのでポスト作業の指針となるような活用がより効率良く行えるようになりました。

3)Cinema DNGファイルに対応

ブラックマジックデザイン社のCinema Cameraなどで使用できるCinema DNGファイルのリアルタイム再生とメタデータ読み込みに対応しました。 前述のARRI RAWと同様にサムネールとメタデータの活用ができるようになります。

4)アナモルフィック・クリップのスクイーズ解除と反転

アナモルフィック・レンズを使用して撮影されたクリップに対し、そのスクイーズを解除したり、反転した画像をフリップして元通りにする変換機能が追加されました。 もちろんクリップの再生時やトランスコーディング機能と連動しますので、スクイーズや反転を解除した状態でリアルタイム再生とエンコードによるデータ書き出しができます。

5)REDのDRAGONセンサーに対応

Red Digital Cinema社の最新の6K対応センサーを使用したRED EPIC DRAGONで撮影されたクリップに対応しました。

あとは、細かな改善とバグフィックスを行い、より早くバックアップができるように、より安定して作動するようにプログラムが改修されています。

ますます、撮影現場でのデータの保全とマネジメントに欠かせない存在になって来ました。 14日間有効のデモ・ライセンスをご用意しています。 まだお試しになっていない方はぜひお試しください。 デモ版は無償にて随時配布しております。