「Pomfort SealVerify」を撮影現場からポスプロ工程で便利に活用する運用例

本記事では撮影現場からポスプロへ「Pomfort Silverstack」と「Pomfort SealVerify」を使って、確実なデータを受渡す方法について解説します。

Pomfortのこれら2つのソフトウェア製品は、データの受渡しなど、各工程でデータコピーが繰り返されるワークフローを通じて、安全で確実なデータ複製が行われるように設計されています。

Silverstackでデータを複製する際には、複数のハッシュアルゴリズムを利用して一貫したデータの完全性を保ったままコピーをおこないます。

コピーされたデータと一緒にハッシュ値を含む封印データである「Pomfort Seal」が保存されます。このPomfort Sealをつかえば、いつでもコピーされたデータが元のデータと同一の内容であるかを確認できます。たとえば途中でWindowsのExplorereやFinder等でコピーされた履歴があったとしても、検証が可能です。

最初のコピー処理は、まずはじめに撮影されたデータをSilverstackを使ってコピーを行います。
ドライブをポスプロを行うスタジオに送る前のこの段階でSilverstackはドライブのシール(電子封印)を作成します。電子封印を生成することで、最初にコピーされた時点でのデータの完全性と一貫性を確実にすることができます。データを保存したドライブが、この電子封印とともにポスプロに届けられると、ポスプロのデータサーバーや編集機などにデータをコピーすることになります。電子封印情報と一緒に保存されているので、データがオリジナルと完全に同一であるかをPomfort SealVerifyで1クリック操作で検証できます。

Pomfort SealVerifyを使うことで、データを受け取った側でも、データの一貫性を確実に検証ができ、安心してデータを取り扱うことができます。