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ToolsOnAirの「just:in」(ジャストイン)は、カメラ1台からマルチカメラまでの撮影環境でバッチキャプチャ、スケジュールキャプチャ、 クラッシュレコーディング(ドンREC)を提供するMacベースの革新的なトータルビデオインジェストソリューションです。
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「just:in」(ジャストイン)はMacで完全な放送局システムを構築することができるToolsOnAirブロードキャスト・スイート製品シリーズの一角を占めるソフトウェアとして、あらゆるテレビ局やポスプロのワークフローにシームレスに統合できるように開発されています。MXF OP1aコンテナにダイレクトなキャプチャを可能にする「MXF4mac」をオプションで追加することも可能で、Final Cut Proを使った収録中の追いかけ編集を実現します。


マルチ入力キャプチャデバイスに対応

※ToolsOnAir just:in バージョン1.5以降では複数入力ビデオカードに対応しています。
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マルチカメラ収録

1カメラ撮影からマルチカメラ撮影に対応した収録ソリューション

rec_tc「just:in」(ジャストイン)はシングルまたはマルチカメラ撮影時のMOVとMXFコンテナフォーマットへのビデオキャプチャを提供します。他のキャプチャソフトウェアとは異なり、1カメラ撮影とマルチカメラ撮影の両方をフレキシブルで拡張性に優れた単一のソリューションで完結しています。

 

24時間365日運用に対応するToolsOnAir「just:」シリーズのインジェストソフトウェア

rec_justin放送機器と同一のプロフェッショナルクオリティの映像・音声インジェスト機能を備えた「just:in」(ジャストイン)は、用途に特化したピュアなビデオインジェストツールとして、直感的なユーザーインターフェイスと相まって比類ない使いやすさを実現しています。

放送局のシステムとして求められる24時間365日運用を前提としています。緊急時に備えたフォールバック機能を備えています。ストレージ容量不足やネットワーク障害などの緊急時や負荷が発生した際に解像度を切り替えます。また、電源寸断時に備える独自開発のセーフ書き込みロジックも備えています。

「just:in」(ジャストイン)は電源の寸断が発生しても、ハードウェアや構成ハードウェアを破損したり、ファイルシステムが損傷していない限り、収録した映像音声をあとから再利用できるように作られています。キャプチャ中に容量が不足する場合でも、フレームの欠落を伴うことなくキャプチャ先ストレージ以外の他のローカルボリュームに切り替えて収録を続行させることができる他にはない機能を搭載しています。

 

プリセットパターン

カスタマイズ可能なプリセットパターン

「just:in」(ジャストイン)はカスタマイズが可能なプリセットパターンを備え、時間にシビアな放送制作に対応することが出来ます。頻繁に使用する設定を用意して、即座に切り替えることができます。

高解像度とプロキシムービーの同時キャプチャにも理想的なインジェストソリューションです。プロキシムービーの同時収録は、プロキシを使ったオフライン編集の効率を飛躍的に高め、MAM利用のためのプロキシファイルを別途生成する手間を省くことができます。標準搭載されたXMLライターエンジンを使うことで、XMLでエクスポートする際のデータセットを直感的にカスタマイズすることができます。対応する記述的メタデータが記録されたXMLファイルは、生成されるすべてのQuicktimeとMXFファイルに用意されます。

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プロダクトファミリ

「just:in multi」(ジャストインマルチ)は、ローカルで動作するシングルバージョンだけでなく、クライアント /サーバーアプリケーションとしても動作し、ネットワークを活かしたファイルベースワークフローの構築に最適です。「just:in」(ジャストイン)はビデオプレビュー機能とコントロールパネルが標準装備され、インジェスト操作を実行するオペレーターはネットワーク上から操作が行えます。

 

特長

「just:in」(ジャストイン)の特長

  • QuickTime MOVまたは MXF OP1aコンテナキャプチャ
  • シングル、マルチチャネル機器構成(同一のバージョンで複数の用途に対応)
  • インジェストの集中オペレーションを実現するマルチチャネルプレビューおよびインジェストコントロール
  • マルチカメラを同期させての同時収録
  • IEEE1394 、RS-422経由でのVTRデバイスコントロール
  • 各社キャプチャ・ハードウェアに対応。複数のカードに対応。
  • フレーム精度を保ったバッチ・スケジュール録画およびクラッシュ収録
  • 収録中であっても、NLEのインターフェイスをキャプチャ以外の用途に開放し、並行して他の作業を実行可能(高速なRAIDアレイが必要です)
  • QuickTime MOVおよびMXFでの収録中編集に対応。FCPおよびPremierePro CS5(Macのみ)に対応。MXFではデュレーション未定のクラッシュレコーディングでの収録中追いかけ同時編集にも対応。
  • レコーディング間スプリット機能
  • チャンク数の制約を受けない収録
  • カスタマイズ可能なスクリプトの使用によるポストキャプチャコマンドに対応(FTPアップロードなど)
  • XMLメタデータのカスタマイズ機能
  • Miranda Little-Red LTCリーダーなどの専用デバイスを含む、すべての外部TCジェネレーターに対応
  • ポスプロネーミングプロシージャ
  • ToolsOnAir LiveCut(ライブカット)に対応

 

仕様

システム要件

Apple Mac Pro Intel (5.1) 12コアを推奨.
Apple Mac Pro (6.1) マルチチャネルインジェストには8コアを推奨
Apple Mac mini i7 (6.2) シングルチャンネルインジェスト向け

メモリ : 最小8 GB RAM (16 GB以上を推奨)
Mac OS X 10.9.2 以降を推奨(要管理者アカウント権限)
RS-422経由でのVTRデバイスコントロール
AJA, Blackmagic Design, Matrox製のビデオキャプチャカード (お問合せください)

 

対応コーデック

QuickTime (PAL, NTSC, HD):

    DV, DVCPRO25/50, DVCPRO HD
    IMX 30/40/50
    All ProRes codecs
    Avid DNxHD
    H.264 (MOV and MP4)
    非圧縮 SD/HD in either 8- or 10-bit
    対応フレームレート FPS (vendor and card specific): 23.976, 24, 25, 29.97, 30, 50, 59.94, 60

MXF (PAL, NTSC, HD):

    DV PAL, DVCPRO50
    DVCPRO HD
    IMX 30/40/50
    XDCAM EX, XDCAM HD, XDCAM HD422
    AVC-Intra 50M / 100M (needs separate license of MXF4mac AVC-Intra codec).
    Avid DNxHD (Avid OP-Atom MXF)
    非圧縮 SD/HD in 8-bit
    対応フレームレート FPS (vendor and card specific): 23.976, 24, 25, 29.97, 30, 50, 59.94, 60